3月 18th, 2011

日本の住宅の寿命

今の日本の住宅はだいたい30年前後のようです。

品川区の不動産会社で働いている叔父さんのうちももう35年が過ぎて、リフォームか建て替えを考えているとのことです。

建物が古くなると建て替えをしたくなる気持ちはわかるのですが、あまりに短い建築周期で最近はやりのエコとは程遠いものです。

そもそも構造体は100年の寿命があるといわれているのにどうして日本人はそんなに頻繁に建て替えをしたがるのでしょうか。

シックハウス症候群の元になるといわれている化学接着剤は寿命が20年といわれています。

寿命を終えると接着の効果がなくなってばらばらに分解し始めます。そうなるとクロスがはがれてきたり、床がめくれてきたりしてしまいます。

それをリフォームで対応することもできるはずですが、構造体にシロアリなどを発見すると、建て替えたいという想いが強くなるのではないかと思います。

本当はもっと長い期間住めるはずなのに不具合が出てくると新しくしたいと思う気持ちは誰にでもあるでしょう。

昔の家は100年持って当たり前だったそうです。

現在でも各地に残されている歴史的建造物の中には数百年の建築年数を誇っているものも多くあります。

昔の建物には化学接着剤など使われておらず、無垢の柱や床を使って漆喰や土で壁を作っていたので化学物質など出ないばかりか、結露などもなかったと思われます(それ以前にガラスもなくて外との温度差があまりなかったから結露のしようがなかったのかもしれません)。

そんなつくりをしていれば数百年という年月も過ごすことができるのでしょう。

私の家は100年は持つとのお墨付きですが、100年後、この家がどんな変化をしているのか、見ることができないのが残念です。

札幌の賃貸マンションに住む友人もゆくゆくは実家に帰ろうと考えているようですが、
代々受け継がれた旧家をリフォームして住み続けたいと考えているようです。

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