8月 5th, 2017

漆喰

多くの住宅でビニールクロスが使われています。価格の安さに加え、手軽に張り替えられるからです。ビニールクロスはカラーバリエーションも豊富ですし、デザインも豊富であるため室内の雰囲気や自分の好みに合ったものを選ぶことができます。このように住宅の壁はつい見た目のデザイン性ばかりに注目しがちです。

しかし、耐久性や不燃性など機能性にも目を向け住まいの快適性や安全性を高めたいものです。我が家は、土や石などの自然素材を使用した塗壁を取り入れました。塗り壁の代表的なものが石灰を主原料とする漆喰です。水廻りスペース以外全て漆喰を使用しました。漆喰は耐火性が高く、また調湿機能にも優れています。漆喰壁は「呼吸する壁」とも言われ、室内の湿度が高い時には水分を吸収し、逆に乾燥していると水分を放出してくれます。

一年を通して室内の湿度を快適に保ってくれるのです。また、カビや細菌の発生を抑える効果もあります。また、人体に悪影響を及ぼすと言われているホルムアルデヒドを吸収分解する機能もあり住まいの安全性をしっかりと確保することもできるのです。梅雨時期、外がじめじめしていても玄関を開け一歩室内に入るとカラッと心地よい空間が広がっていますし、室内干しをしても衣類に嫌なにおいがつかず、しっかりと乾くため漆喰にして良かったと実感しています。

ビニールクロスよりも少々割高な素材ではあるのですが、予算内でいい素材を取り入れることができたので良かったです。デザイン性も大切ですが、機能性にも注目して壁を選びましょう。

7月 29th, 2016

我が家の新居は床にこだわりました。床は肌が直接触れることが多く、それだけに触感を大事にしたいと思ったからです。そこで取り入れたのが、地元の杉を使った浮造りの床です。この浮造りとは、木材の表面を何度もこすることで年輪の凹凸を際立たせる加工のことを言います。立体感が生まれ、その触感は通常のフローリングでは得られない感触です。足裏を適度に刺激してくれることで、身体のバランスが良くなったり、肩こりや腰痛、偏頭痛などの予防にも効果があると言われています。

また、可視光線を吸収して眼精疲労を防いでくれるとも言われています。子どもの偏平足防止や滑り止めにもなり心と身体を癒してくれるのです。無垢材の床は木、本来の木目の美しさを見て楽しむことができます。木の風合いを肌で感じて、目でも味わうことができるのでまさに理想的な床となっています。

合板のフローリングは、夏はペタッと張り付いたような感触ですし、冬は冷たくて裸足で歩くことができません。しかし無垢材の床は一年を通して裸足で暮らしたくなるのです。夏でもサラサラとした肌触りですし、冬はヒヤッと冷たい感触もなく、むしろほのかに温かみを感じられるのです。これは無垢材ならではの魅力です。

また、子どもがおもちゃなど床に落とすと合板フローリングはボコボコになっているのが目立ってしまいます。しかし無垢材の床であれば、ごく小さなキズならば水を垂らして一晩おいておけば、朝には復活していることもあります。自然素材がなせる業なのです。肌が直接触れる床にこだわってみるのはおススメです。

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